鶏を出しているのにサバって言われたり、野菜の揚げ物を出しているのに「私の肉じゃがの味付けの仕方は違う、教えたでしょう」(←そりゃ肉じゃがじゃないから違いますよ)と言われたりしているうちに、だんだん年老いた親向けの料理をつくるのがめんどくさくなってきました。なんらかの企業努力に頼りまくります、もう……自分の味じゃないから、気に入らないのは、わかってんだけどさ(なので味噌汁はあんまり文句を言われません。なぜなら言われたとおりにつくっているから)。
最近、親にヒットしたのは焼き芋です。
「カボチャが食べたいけど手に入らないから焼き芋でいい」と言われて、「いや焼き芋って簡単に言われてもなあ」と思ってネットでレシピを探したんですよ。
で、これが一番おいしかった。
1)サツマイモは皮付きのまま食べるので、皮は綺麗に洗う(落ちない汚れはこの時点でこそげ取る)
2)1センチ弱ぐらいの輪切りにする(薄すぎても美味しくない)
3)水をはったボウルに入れておく(一晩つけておきます)
4)トースターにアルミホイルを敷いて、オリーブオイルを塗り広げ、そこにちょっとだけ塩をぱらっと。その上に、水から出したサツマイモを置く。そして上にもちょっとだけ塩をぱらっと。
5)15分焼きます(本来的なレシピは10分焼いて5分余熱で火を通す、だったんですが、うちのトースター、小さくて非力だったのでそのまま15分で大丈夫でした)。
できあがり。
サツマイモに塩?って思ったのですが、それがかえって甘みを引き立てるのです。食卓塩よりミネラル系の塩がいいと思います。子供向けのレシピらしいのですが、これなら親も喜んで食べてくれるのでメモしておきます。難しいことは何もないので(時間はかかりますけども)、朝起きてトースターに芋を突っ込んだら、その間に他の食事もつくれるし。
仕事が終わってから閉店間際のスーパーに滑り込むのが、けっこうしんどくてですね……働いてるお母さん達、ほんとに偉いよな……どうやって生きてんの……。
あ、拍手ありがとうございます。
とりあえず生きてます。