世界の果てで、呟いてみるひとり。

鳴原あきらの過去・現在・未来

言葉の愛撫


二次創作を書いてて私は何が楽しいのかというと、自分の中のイメージを「なぞりかえす」のが楽しい。自分が愛しているものはなんなのか、言葉で撫でつつその輪郭を確認していく作業だから、心地よいのです。


ということを、PS2版「ラーゼフォン」やってて思い出しました。


原作一回しか見てないので(第一話も見逃してたり)、記憶がかなりぼんやりしちゃってる訳ですが、発生するイベントでいろいろなエピソードを思い出す訳です。功刀さんの蟄居イベントや、久遠の宵闇の墓地でのバイオリンイベントや、神名母の「大事な一人息子なのよ」や「(あらあら)いさましいこと」イベントを思いだしつつプレイしていくのが凄く楽しい。


なぞりかえしです。


プレイ感覚は「夕闇通り探検隊」+「パンツァードラグーン」なんですが(本当はもっと似たゲームがあるらしいけど、自分がやったことのあるゲームで比較的雰囲気を例えやすいのはこの二つ)、決定的に違うのはこのゲームもまた二次創作であるということです。「ブチ、愛されとるなー」と思わず呟いちゃう台詞の量・量・量!(同じイベントの後でも、そのキャラの好感度や、それまで辿ってきたルートが違うと、台詞が変わるんだよーっ。絶対全部見られないと思います)。現在航空団に所属してるはずのドニーの「過去」が「航空団時代」になってたりするけど(テキストの方は「連合軍時代」になっているので、エルフィの声をとったあとに訂正したのでしょう)、細かい矛盾はネタって感じで許せる。あと、一色真がやたらにほっぺたを押さえているのが虫歯にしか見えない私は、ここんとこずっと顎が痛いです。内科行くべきなのか歯医者でレントゲン撮ってもらうべきなのか悩んでおります。


あー。後はもうぜんぶこの週末だ……。